須磨海浜水族園は、兵庫県神戸市須磨区の須磨海浜公園内にある水族館です。
園内には、約600種、13000体もの生きものが飼育されています。
イルカ、アザラシ、ラッコといった哺乳類から、ピラルクなどの淡水魚、エイ、サメ、熱帯魚、サンゴといった海に棲む生きものまで様々な生きものが訪れる人々を迎えてくれます。
さらに、須磨海浜水族園では、イルカたちと飼育員が一体となって行われるパフォーマンス「イルカライブ」をはじめ、たくさんのイベントが開催されています。
クオリティの高いパフォーマンスを見ることは、水槽の中で泳いでいる生きものの姿を見るだけよりも、ぐっと満足感が上がります。
さらに、水族館の敷地内にはメリーゴーランドやサイクルライダーなどがある遊園地も併設されています。
兵庫県を代表する巨大水族館・須磨海浜水族園のみどころをご紹介します。
須磨海浜水族園へのアクセスと駐車場
須磨海浜水族園へのアクセスをご紹介します。
①在来線の鉄道をご利用の場合
まず、電車を利用して訪れる場合の方法です。
山陽電鉄をご利用の場合
山陽電鉄「月見山」、駅下車後、徒歩10分で須磨海浜水族園に到着します。
JRをご利用の場合
JR山陽本線線「須磨海浜公園」駅を下車後、徒歩約5分で須磨海浜水族園に到着します。
②山陽新幹線をご利用の場合
「新神戸駅」下車後、神戸市営地下鉄西神・山手線に乗り換えます。
神戸市営地下鉄西神・山手線「新神戸駅」から「西神中央行」に約2分乗車し、「三宮」駅で下車し、JR神戸線に乗り換えます。
JR神戸線「三宮」駅から、「明石・姫路」方面行きの電車に乗車し、「須磨海浜公園」駅下車後、徒歩5分で須磨海浜水族園に到着します。
③自家用車をご利用の場合
須磨海浜水族園はすぐ近くに駐車場も完備しているため、車でのアクセスも大変便利です。
駐車料金は、時期、平日と祝日で料金が異なります。
<7月8月を除く平日の駐車料金/第一駐車場>
最初の1時間は300円、以後は1時間毎に200円、1日の上限金額は700円となります。
<7月8月を除く平日の駐車料金/第二駐車場>
最初の1時間は300円、以後は1時間毎に200円となり、上限金額はありません。
<7月8月の平日と土日祝日の駐車料金/第一駐車場・第二駐車場>
最初の1時間は400円、以後は1時間毎に200円となり、上限金額はありません。
次にお車で須磨海浜水族園へ訪れる場合の方法をご紹介します。
須磨海浜水族編へ車でアクセスする方法
●明石方面からのアクセス方法
「第二神明道路」から「阪神高速3号神戸線」へ向かいます。「阪神高速3号神戸線」の「若宮IC」を下車後、すぐに到着します。
●大阪方面からのアクセス方法
「阪神高速3号神戸線」の「若宮IC」を下車後、すぐに到着します。
須磨海浜水族園の入場料
須磨海浜水族園の入場料金をご紹介します。
須磨海浜水族園の入場料は細かく設定されています。
また、65歳以上の方は割引、障害者手帳をお持ちの方は無料で入場することができます。
65歳以上の方は、ぜひ、運転免許証など住所・氏名を証明できるものを持参しましょう。
また、入場者の人数が30名以上となる場合は団体料金が適用されます。
■個人料金
大人(18歳以上) |
1300円 |
---|---|
中人(15歳~17歳) |
800円 |
小人(小・中学生) |
500円 |
幼児 |
無料 |
個人料金の割引
65歳以上を対象とした割引は下記のとおりです。
- 神戸市在住の65歳以上の方:5割引
- 神戸市外在住の65歳以上の方:2割引
また、次の該当される方は無料となります。
- 身体障害者手帳をご持参の方
- 精神障害者保健福祉手帳をご持参の方
- 療育手帳をご持参の方
- 特定疾患医療受給者証をご持参の方
- 天性血液凝固因子障害医療受給者証をご持参の方
- 小児慢性特定疾患承認書をご持参の方
割引の適用には証明書の持参が必要です。忘れないように注意しましょう。
■団体料金(30人以上)
30人~99人 |
1割引 |
---|---|
100人~299人 |
2割引 |
300人以上 |
3割引 |
※人数は、有料入場者数となります。無料入場者数はカウントされませんのでご注意ください。
■年間パスポート
大人(18歳以上) |
3000円 |
---|---|
中人(15歳~17歳) |
2000円 |
小人(小・中学生) |
1200円 |
須磨海浜水族園では、発行日から1年間有効の年間パスポートが販売されています。
希望の方は、顔写真を添えて申込書に必要事項を記入の上、代金を添えて入場ゲートで発行してもらいましょう。
申込書は、須磨海浜水族園ホームページからもダウンロードできます。
須磨海浜水族園のみどころ
次は須磨海浜水族園の見どころをエリアごとに分けてご紹介していきます!
■本館
本館の見どころをご紹介します。
①大水槽
エントランスを入ってすぐに目に入るのは、水量1200トンの大水槽です。
ここでは、エイ、シロワニといった大きな海の生きものたちが優雅に泳ぐ姿を見ることができます。
また、本館2階からは、大水槽を上から眺めることができます。
②海のさかな水槽
海のさかな水槽では、色とりどりの珊瑚礁で暮らす美しい熱帯魚、大きな群れで泳ぐイワシの大群、ニセゴイシウツボ、アナゴなど、様々な生きものを観察することができます。
また、ここでは、雄が出産するという究極のイクメン生物・タツノオトシゴを見ることもできます。
③水辺のふれあい遊園
休憩スペースとふれあいスペースを兼ね備えた水辺のふれあい遊園では、ウミガメ、リクガメ、カピバラ、ドクターフィッシュなどが飼育されています。
■イルカライブ館
1700名分の観客席がある巨大なプールステージ、イルカライブ館では、イルカとスタッフが一体となったクオリティの高いパフォーマンスを無料でお楽しみいただけます。
イルカライブの時間は、須磨海浜水族園のホームページに掲載されていますので、事前に確認されておくことをおすすめします。
ライブ以外の時間帯は、巨大な水槽で優雅に泳ぐイルカたちの姿をご覧いただけます。
■ペンギン館
2階建てのペンギン館では、たくさんのペンギンたちを様々な角度から観察することができます。
1階からは、水中で優雅に泳ぐペンギンたちの姿をご覧いただけます。
また、2階では陸にあがったときのペンギンたちの姿を見ることができます。
水中では優雅に泳ぐペンギンたちが、陸上でよちよちと歩く姿は愛らしく、訪れる人々を癒してくれます。
2階のペンギン展示エリアでは、通路のすぐ近くまでペンギンが近づいてくれるので、たくさんのベストショットを撮ることができます。
■シールピース
シールピースでは、愛らしいアザラシたちが飼育されています。
自由自在に気持ちよさそうに泳ぐアザラシたちは格好の被写体となります。
また、のんびりとお昼寝をするアザラシの可愛らしさは格別です。
■ラッコ館
ラッコが飼育されているラッコ館では、優雅に泳ぐラッコの姿を水中、陸上の両方からご覧いただけます。
ぬいぐるみのような姿をしたラッコの愛らしい姿は、思わず私たち人間を笑顔にしてくれます。
■アマゾン館
人と自然の共生をテーマとしているアマゾン館では、温度と湿度管理が徹底されており、まるで熱帯雨林に足を踏み入れたような気分を味わうことができます。
ここでは、アマゾンの大魚ピラルクをはじめとする魚類のほか、カメ、ヘビといった爬虫類などジャングルの湿原に棲むたくさんの生きものが飼育されています。
水槽の中を通れるトンネル形の水槽では、頭上をさかなたちが泳いでいくため、まるでアマゾン川の中に潜ったような錯覚を感じます。
■さかなライブ劇場
さかなライブ劇場では、デンキウナギ、ハリセンボン、ワニなどの生きもの達が飼育されています。
館内のライブステージでは、飼育員がここで生活している生きものたちの生態や自然環境下における行動や性質などを丁寧に説明してくれます。
また、デンキウナギの電圧がどれほど威力があるのかを体感できるパフォーマンスを楽しむこともできます。
須磨海浜水族園でのふれあい体験
須磨海浜水族園では、実際に魚や動物と触れ合う事ができます。
■イルカにタッチ
イルカライブ館に隣接しているドルフィンピースでは、イルカと握手することができます。
イルカ水槽の横に手を出していると、人によく馴れたイルカが自らヒレを出して、私たち人間の手にタッチしてくれます。
イルカタッチは有料で先着順となり人数制限があります。インフォメーションセンターで当日券を購入することもできますが、須磨海浜水族園のホームページから、事前に予約することも可能です。
■アザラシとのふれあい
アザラシが飼育されているシールピースでは、アザラシとのふれあいを楽しむことができます。
人によく馴れたアザラシの背中を撫でることができるという貴重な体験は、きっといい思い出になることでしょう。
アザラシとのふれあいは、有料で先着順となり人数制限があります。
インフォメーションセンターで当日券を購入することもできますが、須磨海浜水族園のホームページから、事前に予約することも可能です。
■水辺のふれあい遊園でのふれあい体験
水辺のふれあい遊園では、様々な動物たちとのふれあいを楽しむことができます。
①カピバラ足湯(無料)
カピバラが飼育されているゾーンの前は無料の足湯スペースとなっています。
心地よい温度の足湯につかりながら、お風呂に浸かりながらほっこりとしているカピバラを眺めてみるのもおすすめです。
②ドクターフィッシュ(無料)
ドクターフィッシュとは、人間の古い角質を食べてくれる魚です。
水槽に手を入れると、たくさんのドクターフィッシュたちが寄ってきて、手の古い角質を食べてくれます。
ドクターフィッシュが手に集まってきている様子は、水槽の上からはもちろんのこと、水槽の横からも見ることができます。
③ウミガメへの餌やり(有料)
水辺のふれあい遊園では、ウミガメが飼育されており、餌をあげることができます。
須磨海浜水族園でのエンターテイメント
冒頭でも触れたとおり、須磨海浜水族園には遊園地があります。
次はこのエンターテインメントについてご紹介します。
■遊園地
遊園地でのアトラクション代は、入場料に含まれていないため、別途、乗車券の購入や乗車時への現金投入が必要となります。
また、遊園地でのアトラクションには、メリーゴーランド、サイクルスライダーなどのほか、小さな子供たちが大好きな「アンパンマン」「機関車トーマス」の汽車などもあります。
須磨海浜水族園でのグルメ&ショップ
須磨海浜水族園では、レストランやお土産ショップも充実しています。
■カフェ&レストラン和楽園
本格的な食事を楽しみたい方は、和楽館2階にあるカフェ&レストラン和楽園がおすすめです。
ハンバーグなどの洋食、和楽御膳といった和食など、豊富なメニューが用意されています。
■マリンショップ1号店
和楽館1階にあるマリンショップ1号店では、南魚沼産コシヒカリを使った釜炊きおにぎりをいただくことができます。
また、ソフトクリームをペンギン形のモナカで挟んだペンギンモナカは、見た目も可愛らしいうえに、味も美味しいおすすめの一品です。
■マリンショップ2号店
和楽館1階にあるマリンショップ2号店は、ホットドック、ポップコーン、ジェラートなどの軽食が用意されています。
カスタード味、チョコレート味、つぶあん味があるスマイルカ焼きは見た目も可愛らしく、おやつや少しお腹が空いたときの食事におすすめです。
■ドルフィンショップ
イルカライブ館に隣接しているドルフィンショップでは、ラーメン、カレー、たこ焼き、ポテトなど様々な軽食が用意されています。
青ザメを使用した「シャークナゲット」は、須磨海浜水族園ならではのメニューです。
■水辺のふれあい遊園
水辺のふれあい遊園では、須磨海浜水族園で飼育されている生きものをモチーフにしたパンが販売されています。
■ミュージアムショップ「コーラル」
本館2階にあるミュージアムショップ「コーラル」では、須磨海浜水族園のキャラクターグッズがたくさん販売されています。
海の生きものたちの形をしたカバン、靴下などは可愛らしく、お土産にぴったりです。
神戸市立須磨海浜水族園の基本情報
名称 | 神戸市立須磨海浜水族園 |
住所 | 神戸市須磨区若宮町1丁目3-5 |
電話番号 | 078-731-7301 |
開園時間 | 9:00~17:00(入園締切16:00) |
休園日 | 12月~2月の水曜日 |
駐車場 | 最大収容台数1090台 |
公式サイト | http://www.sumasui.jp |
コメント