姫路セントラルパーク内にある「姫路サファリパーク」をご紹介します。
兵庫県姫路市にある姫路セントラルパークは、動物園、遊園地、プール、スケートリンクを兼ね備えた複合型テーマパークです。
姫路セントラルパークでは、デートスポットとして人気がある遊園地というだけでなく、動物園となっているサファリゾーンでは様々な生きものたちが自然環境に近い形で飼育されています。
姫路城セントラルパーク(サファリゾーン)のドライブスルーサファリでは、大型の肉食獣や草食動物が、ウォーキングサファリでは小型の野生動物、様々な鳥類などが飼育されており、大人から子供まで幅広い年齢層の人々が楽しむことができるように工夫が凝らされています。
車中から眺めても、自分の足で歩いても楽しい姫路城セントラルパークのうち、たくさん動物たちが生活しているサファリゾーン(動物園)のみどころをご紹介します。
姫路サファリパークへのアクセス
まず、姫路サファリパークへのアクセスをご紹介します。
①在来線鉄道をご利用の場合
山陽電鉄をご利用の場合
山陽電鉄「姫路」駅下車後、「姫路セントラルパーク」行き直通の神姫バスに乗車後約30分で姫路セントラルパーク(入場ゲート前)に到着します。
その後サファリバスに乗車し、ドライブスルーサファリをお楽しみいただけます。
JRをご利用の場合
JR山陽本線線「姫路」駅下車後、「姫路セントラルパーク」行き直通の神姫バスに乗車後約30分で姫路セントラルパーク(入場ゲート前)に到着します。
その後サファリバスに乗車し、ドライブスルーサファリをお楽しみいただけます。
②山陽新幹線をご利用の場合
山陽新幹線「姫路駅」下車後、「姫路セントラルパーク」行き直通の神姫バスに乗車後約30分で姫路セントラルパーク(入場ゲート前)に到着します。
その後サファリバスに乗車し、ドライブスルーサファリをお楽しみいただけます。
③自家用車をご利用の場合
姫路セントラルパークは駐車場が完備しております。
サファリゾーンのみでの来場でも、1000円の駐車料金が発生します。
尚、駐車料金は時間に関わらず、駐車料金は一律1000円なので、時間を気にせず、ゆっくりと姫路セントラルパーク内でのアトラクションを楽しむことができます。
岡山方面からのアクセス方法
「山陽自動車道」の「山陽姫路東IC」を下車後、一般道を経由して約25分で到着します。
駐車場で、駐車料金を支払った後、マイカーでドライブスルーサファリをお楽しみいただけます。
大阪・神戸方面からのアクセス方法
「山陽自動車道」の「山陽姫路東IC」を下車後、一般道を経由して約25分で到着します。
駐車場で、駐車料金を支払った後、マイカーでドライブスルーサファリをお楽しみいただけます。
姫路サファリパークの入場料
入場料(一般)
- 大人 (中学生以上):3500円
- 子ども(小学生):2000円
- 幼児(3歳以上の未就学児):1200円
- サファリバス乗車券(往復):800円
※上記の入場料には、サファリゾーン、遊園地、プール、アイススケートリンクの入場料が含まれます。
サファリバス乗車券は、年齢に関係なく1座席あたり一律で800円の乗車券の購入が必要となります。
サファリバス乗車券は、事前予約制となります。
あらかじめ、乗車したいバスの時刻表を姫路セントラルパークのホームページで確認し、予約をしておきましょう。
姫路セントラルパークの入場券は、遊園地ゾーン前のチケット売り場で販売しています。
遊園地ゾーンとサファリゾーンは車で10分程度離れているため、サファリゾーンのみの入場をお考えの方は、あらかじめコンビニ、スマホなどでオンラインチケットを購入されることをおすすめします。
コンビニ、オンラインチケットでの割引はなく、姫路セントラルパーク(遊園地前)の入場券売り場での値段と同じとなります。
入場料(年間パスポート)
- 大人 (中学生以上):16250円
- 子ども(小学生):11750円
- 幼児(3歳以上の未就学児):6000円
※年間パスポートは、サファリ、遊園地への入園のほか、遊園地の乗り物のフリーパスも付いてきます。
姫路サファリパークのみどころレビュー
それでは、姫路サファリパークのみどころをゾーンごとにご紹介します。
ドライブスルーサファリ(猛獣ゾーン)
ドライブスルーサファリ(猛獣ゾーン)では、百獣の王・ライオンをはじめ、大型の肉食獣、大型の草食動物などが飼育されています。
自家用車でドライブスルーサファリをお楽しみいただく場合、車の扉はロックをし、写真撮影の際にも絶対に窓を開けないようにご注意ください。
また、ドライブスルーサファリでは、動物たちが飼育されている「広場」の中に、私たち人間の車が入っていくことになります。
マイカーでドライビングサファリをお楽しみいただく方は、くれぐれも、動物たちの生活を邪魔しないように、道路でくつろいでいる動物たちと車が接触しないように、運転には十分に付け、人間も動物も楽しく過ごすことができるように心がけましょう。
①チーターセクション
チーターセクションでは、のんびりと昼寝をしているチーター、木の上で遊んでいるチーターの姿を見かけることができます。
まれに、車のタイヤに噛みつくチーターが居るらしいので、チーターが追いかけてきたら、速やかに逃げてください。
②トラセクション
トラセクションでは、黄色の毛皮に黒の縞模様を持つ美しいトラたちが生活をしています。
人によく馴れたトラは、サファリバスやマイカーのすぐ近くまでやってきてくれるため、格好のカメラチャンスが訪れます。
③ライオンセクション
ライオンセクションでは、百獣の王と呼ばれるライオンたちが生活をしています。
通常、動物園で見かけるライオンは眠っていることが多いのですが、姫路セントラルパークでは、ライオンたちの野生の感覚を失わないように工夫しながら飼育がされています。
そのため、寝そべっているだけでなく、1頭の雄ライオンの周りに数頭の雌ライオンが居るというサバンナ本場のようなライオンたちの姿を観察することができます。
柵越しではなく、車やバスの窓越しにじっくりとライオンたちを観察できるため、タイミングが合えば、巨大なライオンの肉球を観ることができます。
ドライブスルーサファリ(草食動物ゾーン)
草食動物ゾーンでは、様々な種類の草食動物たちが生活をしています。
草食動物は比較的温厚な性格ですが、車の扉はきちんとロックをし、写真撮影のときにも窓は必ず閉めておきましょう。
①アミメキリン
姫路セントラルパークでは、陸上で最も背の高い動物、アミメキリンが飼育されています。
野生のキリンはアフリカのサバンナに生息しており、体長は4.5から5.5メートルにも及びます。
②シマウマ
サバンナに生きる草食動物の代名詞ともいえるシマウマも、姫路セントラルパークのドライブスルーサファリで飼育されています。
大人しいイメージがあるシマウマですが、体重約350~420Kgと大きく、近くで見ると迫力があります。
③ムフロン
湾曲した2本の角が特徴的なムフロンは、地中海に浮かぶコルシカ島などに生息するヒツジの仲間です。
④ラマ
長いまつげに縁取られた優しい瞳をしたラマは、標高4000メートル級の山々がそびえるアンデス山脈で生活している生きものです。
ここでは、高原に住む人々の荷物を運ぶ役割を果たすラマの、自然界での様子を観察することができます。
⑤ミナミシロサイ
ミナミシロサイは、サバンナの水辺に住む生きものです。
大きな身体、迫力ある1本の角など、いかにも強そうなイメージがあるミナミシロサイですが、実は草食動物で、地上に生えている草などを主な食べものとして生活をしています。
⑥フタコブラクダ
古くから、砂漠地方で交易を行うキャラバン隊にとって欠かせない家畜であったフタコブラクダは、体長約1.95メートルの生きものです。
背中にある大きなコブは砂漠など乾燥した大地で生活するための栄養分となる脂肪がためられています。
⑦アフリカゾウ
体重約4t~5tもの巨大な身体をもつアフリカゾウは、陸上最大の生きものです。
姫路セントラルパークのドライブスルーサファリでは、大きな耳と長い牙が特徴的なアフリカゾウたちが、近くまでやってきて、迫力ある姿を見せてくれます。
⑧アメリカバイソン
「バッファロー」の通称で知られているアメリカバイソンは、北米の草原地帯に生息するウシ科の生きものです。
ウォーキングサファリ
ウォーキングサファリゾーンでは、歩きながら様々な動物たちを観察することができます。
また、生きもの種類によっては、柵越しではなく、目の前で生きものを観測することができる楽しいゾーンとなっています。
①フラミンゴ
ウォーキングサファリゾーンでは、色鮮やかな紅色と、すらりとした長い脚が特徴的なフラミンゴが生活をしています。
②カモ・オシドリ
カモやオシドリが飼育されている水鳥のエリアでは、柵越しではなく、すぐ間近まで水鳥たちが人間の方に寄ってきてくれます。
絵画のように美しいオシドリもよく人に慣れており、餌をねだるように近くへ寄ってきてくれるため、絶好のカメラチャンスが訪れます。
③カピバラ
熱帯雨林に住む、世界最大のネズミの仲間、カピバラは見る人々を癒してくれる不思議な魅力を持っています。
のんびりと餌を食べている仕草はもちろんのこと、お風呂に浸かっているカピバラの姿は可愛らしく、思わずカメラに収めたくなります。
④クジャク
姫路セントラルパークでは、美しい羽根を持ったクジャクが飼育されています。
いつでも羽根を広げているわけではありませんが、タイミングが合えば、青みを帯びた飾り羽根をいっぱいに広げた壮麗な姿を観ることができます。
⑤エミュー
オーストラリアに生息する飛べない鳥、エミューはダチョウの次に大きな鳥です。
エミューは柵越やガラス越しではなく、目の前にやってくるため、愛らしい表情をカメラに収めることができます。
■ウォーキングアベニュー
①チンパンジー
知能指数が高いチンパンジーは、森林や熱帯雨林に住む類人猿です。
長い手はとても器用で、道具を使用するなど、私たち人間と同じような仕草を見せてくれます。
②レッサーパンダ
縞模様のしっぽと、つぶらな瞳が愛らしいレッサーパンダは中国南部やネパールの高山地帯に生息する生きものです。
サバンナテラス
①キリンさんランチコーナー
キリンさんランチコーナーでは、陸上で生活する生きもの中で最も背が高いキリンに餌をあげることができます。
よく人に慣れたキリンたちは、「ごはんちょうだい!」とおねだりするように人間の近くまでやってきてくれるので、格好のカメラチャンスが訪れます。
姫路サファリパークのお食事処
1:EAT&Cafeダニエリ
EAT&Cafeダニエリは、ウォーキングサファリ入り口近くにあるお食事処です。
ここでは、カレーなどの軽食のほか、ソフトクリームなどのスウィーツをいただくこともできます。
2:エレファントカフェ
エレファントカフェは、ウォーキングサファリ内にあるお食事処です。
すぐ近くには、サバンナテラスもあり、動物たちを眺めながらお食事することができます。
40席のテラス席が完備しているエレファントカフェでは、スティックドーナツや濃厚なソフトクリームの味を楽しむことができます。
まとめ
姫路サファリパークをご紹介しました。
自家用車で訪れることが可能で、車に乗ったまま、動物園を周れることは珍しいかつ楽しい体験となります。
小さなお子さんでも、車の中から楽しめるので安心ですね。
ぜひ、一度訪れて見てはいかがでしょうか。
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